こんにちは、サーリオで多汗症治療中のみらい（ @mirai_takan）です。
自宅で好きな時間に手汗、足汗、脇汗などの治療ができる家庭用イオントフォレーシス「サーリオ」。
今回は、そんなサーリオの使い方と、治療開始から発汗が止まるまでの流れについてご紹介します。
僕自身、1年間サーリオで手、足、脇の多汗症治療をしていますが、現在はほとんど汗で悩むことがなくなりました。
「サーリオの効果的な使い方が知りたい」、「サーリオの購入を検討中だけど効果が出るまでの具体的な流れが知りたい」といった方はぜひ参考にしてください。
みらい
サーリオの使い方・治療手順を解説
早速、サーリオの使い方と治療手順を説明していきます。
本体、トレイの準備
まず、本体、電源、ケーブルを接続します。
黒の電極マットに白のケーブルを差し込み、ケーブルの反対側を本体に取り付けます。
ケーブルを繋いだら、電極マットを2枚のトレイそれぞれに敷き、その上でに青のスポンジを載せます。
続いて、両方のトレイに電極マットがかぶるくらいの水道水を注ぎます。（僕はいつも800ml〜1Lほど注いでいます）
みらい
本体の設定
水を注いだトレイに手、足を入れる前に、本体の設定が必要なので、上側面にある電源スイッチをONにします。
こちらが本体画面です。
上から順に…
- 治療時間：1分～15分(1分刻み)
- 電流の強さ：1mA～30mA(1mA刻み)
- 電流パターン：直流orパルス
- 電流の方向
まず治療時間ですが、最低でも10分に設定してください。（10分以下だと効果が薄いです）
電流の強さは、1mA～30mAまで1mA刻みで設定が可能なので、ストレスが無い範囲で調整します。
初日は5mAぐらいから試してみてください。そこから、耐えられる範囲で1mAずつ上げていきます。
僕は刺激に慣れているので20mAに設定して使用しています。それ以上はビリビリくるので、20mAが限界ですね。（8mAぐらいでも十分効果が得られます）
続いて「電流パターン」ですが、こちらは初期設定のままで大丈夫です。
最後に「電流の方向」ですが、説明書に「治療のたびに向きを変えるとより効果が高まる」と記載があるので、毎回向きを変えて使っています。
ちなみに、これら全ての設定は電源を切っても保存されるので、治療のたびに設定する必要はありません。
トレイに手、足を浸ける
本体の設定が完了したら、トレイに手、もしくは足を浸けます。すると、ピピっと音がして自動で電気が流れて治療がスタートします。
ちなみに、片方のトレイに両手、もう片方のトレイに両足を入れて手足同時治療することもできます。
10分経過すると、またピピっと音が鳴り自動で電流が止まります。これで治療完了です。
ちなみに、他社製の機器は電流が自動で止まらないので、手を出すときに電気がビリっとくるのがネックなんですよね。
その点サーリオは、終了20秒前から少しずつ電流が弱まるので、手を出すときに刺激がないのが嬉しいポイントです。
治療開始から効果が出るまでの流れ
ここからは、治療開始から効果が出るまでの具体的な流れについて説明します。
サーリオの治療過程は、大きく以下3つの段階に分けられます。
- 初期第一の段階
- 初期第二の段階
- 継続の段階
「初期第一の段階」は、治療開始から手の質感の変化が感じられるまでの期間を指します。
続いて「初期第二の段階」は、制汗効果が実感できる段階を指します。
最後に「継続の段階」は、制汗効果の維持段階となります。
僕の場合は、治療開始から2週間で初期第一の段階になり、1ヶ月ほどで初期第二の段階に入りました。それ以降は週おきの治療で効果が持続しているので、継続段階に入っていることになります。
詳しくは、↓の説明書の記載のとおりです。
みらい
サーリオの効果や使用感のレビューについては、以下の記事に詳しくまとめていますのでぜひそちらも参考にしてください。
定期交換が必要な部品はある？
定価89,000円と高額なサーリオですが、消耗部品がないため維持コストがかからないメリットがあります。
一方、DermadryやIontodermaなどの他社製品は電極板、ケーブル、パットなど定期交換が必要な部品が多いので、維持費用がかかります。
サーリオの電極板は、従来のアルミ素材ではなくシリコン素材なので、錆びる心配がなく管理も楽です。
左：サーリオの電極板 右：Dermadryの電極板
唯一、青のスポンジマットは長く使うと変色します。1年使って黄ばんできたので、最近マットだけ取り替えました。
ちなみに、万が一部品が破損した場合も、公式サイトから部品単体で取り寄せることができるので安心です。
長く使うならサーリオがおすすめ
家庭用イオントフォレーシスは、一度購入すると長く使い続けるものだと思うので、最初に使い勝手の良いサーリオを選んでおくことをおすすめします。
僕自身、過去にドライオニック、Dermadry、Iontodermaを使用してきましたが、制汗効果も使いやすさも断然サーリオが良いですね。
また、初期の段階が終わるまでが億劫なイオントフォレーシスですが、続かなければ意味がありません。
治療の準備が手間だったり、治療時間が長くて続かないなら身も蓋もないので、奮発してでもストレスが最小限なサーリオを選んでおくと確実かなと思います。
サーリオは、30日間の返金保証もあるので、万が一効果に満足できなければ返金してもらうことができます。効果や使用感が気になっている方は、まずお試し感覚で取り寄せて実際に使ってみてください。
僕自身、この返金保証のおかげで購入を決心できましたが、結果的にサーリオのおかげで汗で悩むことがなくなったの購入して本当に良かったです。
サーリオの使い方解説：まとめ
今回は、サーリオの使い方、効果が出るまでの流れについてご紹介しました。
サーリオの使い方はとても簡単ですし、なにより準備に手間がかからないから長く続けやすいのが◎
一度購入すると、5年、10年と長く使い続けるものだと思うので、これからイオントフォレーシスを始める方はぜひ高機能なサーリオを選ばれることをおすすめします。
定価ほぼ9万円とかなり高価な買い物になりますが、自宅で、好きなタイミングに治療ができることを考えると、持っておいて損はない製品なのかなと思います。
当ブログでは、今後もサーリオの感想や継続治療の結果など随時更新していきます。また、僕が愛用している脇用パッド、顔用マスク、額用パッド、首用パッドのオプションパーツも後日個別でレビューいたします。
